履歴書・職務経歴書作成時のポイント ~履歴書編~

これまで、転職活動についての精神論を述べてきましたが、今回はより実践的な履歴書と職務経歴書の
作成のポイントについてお伝えしていきます。 

転職活動に必要な書類と言えば、「履歴書」と「職務経歴書」の2点セットです。
最近は、手書きを必須とする企業はほとんどなく、WordやExcelで作成することが多いです。
手書きだと、1回1回書き直さないといけませんし、誤字があるとやり直しになり、膨大な時間と労力がかかるので、
指定がない限りは手書きでなくて構いません。
また、最低限のPC操作ができることを証明するためにも、PCで作成することをお勧めします。

今回のブログでは、履歴書作成時のポイント・注意点について詳しくお伝えします。 

◎職歴は、できるだけシンプルに書く
よく、職歴に部署異動や転勤による所属先変更、簡単な職務内容を書かれる方がいらっしゃいますが、
職歴の欄はできるだけシンプルに書くことをお勧めします。
これだけ転職が当たり前の世の中になっているにも関わらず、多くの日本の企業は、
「転職回数が少ない人」を好み、「転職歴が多い人」は敬遠する傾向にあります。
職歴に多くのことを書いてしまうと、「転職歴が多い」という第一印象を持たれる可能性があります。
もちろん、よく読めば転職ではなく異動だとわかりますが、忙しい経営者や役職者は、
一言一句丁寧に履歴書と職務経歴書を読むとは限りません。
損をしないためには、職歴には「入社」「退社」の事実のみを記載すると良いでしょう。

職歴
2010年 4月 株式会社○○ 入社
2014年 3月 株式会社○○ 退社
2014年 4月 △△株式会社 入社
現在に至る


◎西暦・和暦を混在しないように
日付は西暦・和暦どちらでも問題ありませんが、混在させると書類として美しくないですし、
読む側も混乱してしまう可能性があります。
日付を書く欄は、記入日、生年月日、学歴・職歴、資格など複数ありますので、西暦・和暦いずれかに
統一するようにしてください。
また、高校・大学・専門学校や短大の入学、卒業時の年度はうろ覚えの方も多いかと思いますので、
必ず確認をして記載してください。
(インターネットで検索をすると、卒業年度早見表などが出てきますので、参照してください。)

◎写真の印象も大切です
履歴書には写真貼付欄がありますので、写真も必ず付けてください。
写真も、自分のパーソナリティを表現する大事な要素ですので、ひと手間掛けて丁寧に撮影してください。
男性の場合は、ネクタイが曲がっていないか、襟が乱れていないか、髪が乱れていないか、
髭が伸びていないかといった点に注意します。
女性の場合は、メイクが派手すぎないか、髪の色が明るすぎないか、
髪が顔に掛かりすぎていないかといった点に注意が必要です。
髪が長い方は、1つにまとめるかハーフアップにするのが良いでしょう。
男性、女性共に、表情も重要なポイントになります。歯を見せて笑う必要はありませんが、
柔らかい笑顔を作るぐらいでちょうど良いです。

次回のブログでは、職務経歴書作成時のポイントについてお伝えします。